キャラクターメイク

フィルトウィズの世界で冒険をするためには、
あなたの分身となるキャラクターを作らなくてはなりません。
専用シートをDLしておけば10分程度で完了しますので、お付き合いください!

なお、キャラクターシートは こちら
の「FWOキャラクターシート」がお勧めです。

※ガープスフィルトウィズ(旧作)からコンバートを行う場合
キャラクターの「(CP総計−100)/10」を計算して下さい。
その値の端数を切り捨てたものが、新しいキャラクターのCLとなります。
名前、メインクラス、CL以外のデータは自由に組み替えて下さい。
所持金は「ルール1」のCLの項目を参照して下さい。


☆目次


@名前とクラスの決定
A主能力の決定
B副能力の決定
C特異点の決定  ・有利な特異点 ・不利な特異点
D【特技】の習得
E所持品の決定




@名前とクラスの決定

まず、自分の分身となるキャラクターの名前や容姿、クラスを決めましょう。
初心者のうちは基本となる5つのクラスがおすすめです。
(ウォリアー、ガーディアン、ローグ、ハンター、ソーサルギアの5つです)
自信のある方はそれ以外のクラスや、亜人クラスにも挑戦してみましょう。

名前とクラスが決まったら「A主能力の決定」に進みます。



A主能力の決定

次に[体力][敏捷][感覚][知力][意志]の5つの[主能力]を決定します。
人間の場合は初期[主能力]が全て10で、これに更に10ポイントのボーナスを振り分けます。
(ただし、1つの[主能力]に割り振れるボーナスポイントは5ポイントまでです)
[主能力]が変動する機会は極めて稀です。


[体力]・・・筋力やスタミナ。
〔HP〕〔FP〕と敵に与える物理攻撃のダメージ、装備可能な武器防具などに影響します。
この能力を使用する判定は稀ですが、単純な筋力が要求される判定で使用します。

[敏捷]・・・素早さと攻撃を当てる力。
〔命中〕〔移動〕と冒険中の様々なシーン(運動能力)に影響します。
泳ぐ、ジャンプ、といった運動能力を問われた際の判定にはこの能力を使用します。

[感覚]・・・五感の鋭さと危機察知能力。
〔回避〕〔先制〕と冒険中の様々なシーン(危機回避能力)に影響します。
何かを発見できるかどうか、トラップの解除や回避の判定もこの能力を使用します。

[知力]・・・思考力や記憶力。
魔法系【特技】の威力や、冒険中の様々なシーン(知識)に影響します。
キャラクターが特定の物事を知っているかどうかの判定には、この能力を利用します。

[意志]・・・生き抜く意志と我慢強さ。
〔HP〕〔抵抗〕と「不利な特異点」を抑える力に影響します。交渉力にも影響します。
自分の主張を通したり、なだめすかしたり、といった判定でもこの能力を使用します。


キャラのイメージから、振り分けたい能力を選ぶと良いでしょう。
例えば、ウォリアーであればダメージと装備品を増やす[体力]、
敵への命中率と移動距離にに影響する[敏捷]、
耐久力と魔法などへの抵抗力に影響する[意志]を伸ばすと良いでしょう。
以下はポイント振り分け例です。

体力15/敏捷13/感覚10/知力10/意志12

亜人は初期能力が人間とは異なりますので、
更に極端な能力を持つキャラクターが作成可能になります。


[主能力]が決定したら「B副能力の決定」に進みましょう。



B副能力の決定

〔副能力〕は7つで、全て[主能力]から算出します。
よって、ここで新たに決定することはなく値を埋めるだけです。
「FWOキャラクターシート」 を使用していれば自動的に算出されます)


HP:敵のダメージに耐える力(ヒットポイント)
([体力]+[意志])×2+CL×4
 が〔HP〕の最大値になります。
CL(クラスレベル)の初期値は1ですので、ここには1を代入すると良いでしょう。
〔HP〕はダメージを受けると減少し、マイナスになることもあります。
0以下になると、遅かれ早かれ「★気絶」してしまいます。
あまりに大きくマイナスのダメージを受けると「★死亡」してしまいます。

FP:疲労に耐える力(ファティグポイント)
[体力]+CL×2 〔FP〕の最大値になります。
一部の【特技】で消費するほか、疲れる作業や攻撃などで減少します。
0になると、遅かれ早かれ「★気絶」してしまいます。マイナスにはなりません。

命中:敵に攻撃を当てる力。
[敏捷]の値がそのまま〔命中〕の値となります。
〔命中〕は他にも様々な要因で変動します。
ダメージを与える魔法も、多くは〔命中〕判定を使用します。

回避:敵の攻撃を回避する力。
[感覚]の値がそのまま〔回避〕の値となります。
〔回避〕には更に敵の攻撃を避ける「ドッジ」、
武器で受ける「パリイ」、盾で止める「シールド」の3種があります。

移動:1ターンに移動できる距離。
[敏捷−5]
の値が〔移動〕の値となります。
1ターンに移動できる距離(ヘクス)を表します。

先制:機先を制する力。
[感覚]の値がそのまま〔先制〕の値となります。
戦闘中は〔先制〕の値が高いキャラクターから行動を処理します。

抵抗:魔法や毒などに対する抵抗力。
[意志]の値がそのまま〔抵抗〕の値になります。


〔副能力〕が決定したら「C特異点の決定」に進みましょう。



C特異点の決定

そのキャラクターが持つ、特別な生まれ持った才能(もしくは欠点)を決めます。
原則として有利な特異点を2つ、不利な特異点を1つ得ることになります。
有利な特異点を3つ獲得することも可能ですが、その場合不利な特異点も2つになります。

キャラ付けなどの理由で不利な特異点を3つ獲得することもできますが、
その場合も有利な特異点を4つ獲得できるわけではありません。

※亜人のキャラクターは最初から特異点が有利不利共に1つ埋まっています。
※一部の特異点は同じものを複数回獲得可能で、効果が累積します。
※何らかの理由で不利な特異点がなくなった場合、別の不利な特異点を得ます。
※「狐の耳」と「静かな世界」など、相反する特異点を得ることはできません。



・有利な特異点リスト

「真実を知る者」
この特異点を獲得すると、有利な特異点を2つ獲得したものとします。
この特異点を持つキャラクターは、フィルトウィズの外部からログインしているプレイヤーです。
「真実を知る者」は一部のキャラクターからは「ゲスト」と呼ばれ、具体的には以下のメリットがあります。

1:モンスター情報の検索
行動ターンを消費することでエネミー1体の完全なデータを明らかにできます。
最低限モンスターが見えている必要があります。
ただし、この検索機能を遮断可能なキャラクターも存在するかもしれません。

2:世界地図の確認
自分の現在地を知ることができます。わかるのはおおまかな位置関係レベルで、
ダンジョンマップなどを表示できるわけではありません。
現在地を確認できない場所もあるかもしれません。

3:メール機能
フレンド登録をしている「真実を知る者」同士はどこにいても連絡を取り合うことができます。
ただし、相手側の承認は必要です。

4:スクリーンショットの撮影
カメラを持っているかのように、所持している管理カードに静止画を保存できます。
この画像は「真実を知る者」同士であればメール機能で送信可能です。

5:キャラクターの情報表示
他のキャラクターのCLと名前が常に表示されます。
視界内のキャラクターが「真実を知る者」か、NPCかも区別可能です。

6:強制ログアウト
危機的状況になっても、「行動ターン」を消費することでセーブした街の宿へ帰還できます。
もちろん、「真実を知る者」ではない仲間は置き去りになります。
また、強制ログアウトしたキャラクターはその冒険終了後にCLが上昇しません。

7:転生
キャラクターが「★死亡」してもシナリオ終了後には、
今まで同様の所持品と、冒険の記憶をもって再度キャラクターを作成できます。
ただし、デスペナルティとしてCLが−1されます。

8:特技【ハッキング】習得可能
習得していれば、いつかフィルトウィズの真実に辿り着けるかもしれません。
・・・それが幸せなこととは限りませんが。

「真実を追う者」
この特異点を持つキャラクターは、フィルトウィズが電脳世界であることを理解しており、
プレイヤーにしか理解できない言葉(運営、地球など)をある程度理解可能です。
「真実を知る者」の特権のうち以下の2つを行使可能です。
「1:モンスター情報の検索」「8:特技【ハッキング】習得可能」

なお「真実を追う者」は「ゲスト」ではありません。あくまで特別な「アクター」です。

「人たらし」
一目で好感をもたれる容貌によるものか、性格がいいのか、喋るのがうまいのか。
交渉を行う際の[意志]判定に+3のボーナスを得ます。
この特異点は2回まで獲得可能です。仲間の判定にも加算可能です。

「お金持ち」
何らかの理由によりGPを多く所有しています。
初期の所持金が他のキャラクターより「3000+CL×1000」GP多くなっています。
(例えばCL1の場合は4000GP多いため、所持金5000GPです)
さらに、CLが上昇するごとに1000GPを追加で入手します。

「猫の目」
暗い場所でもよく見える目を持ち、僅かな明かりでも不自由なく行動可能です。
「☆暗闇」の効果を受けず、〔先制〕にも+1のボーナスを得ます。

「背中の目」
後方で起こったような出来事にも素早く気づき、不意打ちも受けません。
実際に背中に目があるわけではなく、並外れた注意深さによるものです。
〔先制〕にも+1のボーナスを得ます。

「鷹の目」
視覚に関する[感覚]判定に+4のボーナスを得ます。
この特異点は2回まで獲得可能です。仲間の判定にも加算可能です。

「狐の耳」
聴覚に関する[感覚]判定に+4のボーナスを得ます。「☆暗闇」の効果も受けません。
この特異点は2回まで獲得可能です。仲間の判定にも加算可能です。

「犬の鼻」
味覚・嗅覚に関する[感覚]判定に+4のボーナスを得ます。「☆暗闇」の効果も受けません。
この特異点は2回まで獲得可能です。仲間の判定にも加算可能です。

「肉の鎧」
鍛えた体が鎧となります。あらゆる防護点に+2のボーナスを得ます。
この特異点は2回まで獲得可能です。

「軟体動物」
体がとても柔らかく、登攀や縄抜けなどの[敏捷]判定に+4のボーナスを得ます。
また、「打撃」属性に対する防護点に+5のボーナスを得ます。

「韋駄天」
優れた脚力をもったキャラクターです。〔移動〕に+1のボーナスを得ます。
この特異点は2回まで獲得可能です。

「ビビッド反射」
優れた反射神経により攻撃を回避します。〔回避〕に+1のボーナスを得ます。
この特異点は2回まで獲得可能です。

「万能耐性」
毒や魔法に対して強い抵抗力があります。〔抵抗〕に+1のボーナスを得ます。
この特異点は2回まで獲得可能です。

「ミヤモトスタイル」
両手利きであり、利き腕以外で作業や戦闘を行ってもペナルティを受けません。
(通常は判定に−4のペナルティを受けます)
盾を持つ側の手も機敏に動くため「シールド」に+1のボーナスを得ます。

「虫の知らせ」
危機が迫った際、GMは「嫌な予感がする」と告げます。
どの程度役に立つ備えができるかはGMの判断によります。

「非凡な直感」
いくつかの選択肢がある際、GMに勘を使うと宣言すれば正しいものを選べます。
正しいと即答できる選択肢がなければ無効になります。
1回の冒険で1回のみ宣言可能で、無効になった場合は使用回数に含めません。
この特異点は2回まで獲得可能です。それにより、1回の冒険で2回まで宣言可能になります。

「自然と生きる」
自然と語りあうことができ、動植物などの知識も豊富です。
動物・昆虫・植物などの関わる[知力]判定に+4のボーナスを得ます。
仲間の判定にも加算可能です。

「天体時計」
空を眺めるだけで今が何月何日何時何分何秒で、方角がどちらかもわかります。
屋外である限り、道に迷うことはありません。〔先制〕にも+1のボーナスを得ます。

「精緻な記憶」
今までにあった出来事をほぼ完全に記憶しています。
GMに対して今までにあった出来事を自由に問うことが可能です。
[知力]判定に+1のボーナスを得ます。([知力]そのものが上がるわけではありません)

「慈愛の心」
聖人君子かと思えるほどの愛が溢れています。
自分が〔HP〕を回復する【特技】を使用した際の
〔HP〕回復量に+3のボーナスを得ます。

「神の舌」
味覚が繊細でおいしいものをおいしいと感じる心が豊かです。
まれにそれがオーバーリアクションになったりもしてしまいます(うまい、うまいぞおおお!)
〔HP〕や〔FP〕を回復する「食品」のやマジカルクッキングの
効果を受けた際の回復量に+5のボーナスを得ます。
【魔法の料理人】の限界SLvが+1されます。

「緑色の血液」
血液の色が違うのではないかと思うぐらいに治癒能力が優れています。
〔HP〕を回復する効果を受けた際の回復量に+5のボーナスを得ます。

「ハードトゥーダイ」
普通なら死んでいる状況でもしぶとく生き延びます。
「★死亡」するほどのダメージを受けた際に[意志]判定に成功すれば、
「★死亡」する〔HP〕+1で生き延びます。(「★気絶」はします)



・不利な特異点リスト

不利な特異点を抑える[意志]判定を行う記述があるものは、
その判定に失敗しても無理やり成功に変えることができます。
ただし、その後はシナリオ終了まで全ての判定に−3のペナルティを受けます。
1度[意志]判定を行った特異点については、シナリオ終了まで再度判定を行う必要はありません。

余談ですが「真実を知る者」がキャラメイク時に不利な特異点を得て、
それがキャラクターの性格に影響を及ぼすものだった場合、
ログインしている間はプレイヤー本人にも影響を及ぼします。
これを嫌うプレイヤーもいれば、普段とは違う自分になるために、
あえてこれらの特異点を選択するプレイヤーもいたようです。
(「ロールプレイシステム」と呼ばれておりなかなか好評でした)


「嫌な奴」
容貌が醜いのか、性格が悪いのか、喋りが絶望的に下手なのか。
交渉を行う際、判定に−3のペナルティを受けます。
喋るのが本人でなくても、交渉の場にいるだけでダメです。
この特異点は2回まで獲得可能です。

「借金地獄」
多額の借金を背負っており、収入はその返済にあてています。
セッションが終わるごとに1000GPを支払う必要があります。
これにより所持金がマイナスに突入することもあります。
この特異点は2回まで獲得可能です。

「逃亡中」
絶対に喋ることのできない秘密を持っています。これを隠さなくてはなりません。
秘密が露見すれば最悪、死もありえるかもしれません。
少なくとも、元を断つまで普通に冒険を続けることは不可能になります。

「片足に矢」
膝に矢を受けた、などによって片足が不自由になっています。
〔移動〕と〔回避〕に−2のペナルティを受けます。

「動かない片腕」
右腕の第三の目が鎮まらない、などの理由で片腕が不自由になっています。
腕のうち1つは非常に使いにくく、「シールド」に−4のペナルティを受けます。
両手持ちの武器は使用することもできません。
GMは両手が必要な作業にペナルティを与えても構いません。

「洒落た眼帯」
負傷などにより、片目がつぶれてしまっています。
〔命中〕と〔回避〕と視覚に関する[感覚]判定に−2のペナルティを受けます。

「モノクロビジョン」
いわゆる色盲で、色の区別がつかず世界が白黒に見えています。
視覚に関する[感覚]判定に−3のペナルティを受けるほか、色が重要な場面では不便です。
〔回避〕にも−1のペナルティを受けます。

「縫われた口」
この特異点を獲得すると、不利な特異点を2つ獲得したものとします。
一切喋ることができません。筆談などで意思疎通は可能です。

「静かな世界」
この特異点を獲得すると、不利な特異点を2つ獲得したものとします。
全く耳が聞こえません。[感覚]にも−2のペナルティを受けます。

「無味乾燥」
まったく味や匂いを感じることができません。
【魔法の料理人】は習得できません。
[感覚]にも−1のペナルティを受けます。

「好奇心は猫を殺す」
何か気になるものがあると[意志]判定を行い、
失敗すると好奇心の赴くままに行動を起こしてしまいます。

「処刑執行人」
敵対した相手を必ず殺そうとします。
[意志]判定に成功すれば不平を漏らしながらも生かすことができます。

「敵前逃亡」
自分に対して明らかな殺意を向けられると逃亡してしまいます。
[意志]判定に成功すれば勇気を奮い立たせて戦うことができます。
自分にターゲットを向ける特技(【アテンション】【マーチャントタウント】など)は使用できません。

「脳みそ筋肉」
自らを強くて有能だと思っており、考えるより先に行動してしまいます。
侮辱や挑発、戦いの誘いを受けるとすぐに乗ってしまいます。
[意志]判定に成功すれば血管をピクピクさせながらも耐えることができます。

「排他主義」
人間以外の種族のみが獲得可能です。
自分以外の種族を見下し、劣っている相手だと思います。なおかつ口に出します。
他の種族と交渉を行う際、判定に−4のペナルティを受けます。
喋るのが本人でなくても、交渉の場にいるだけでダメです。

「トラウマ:○○」
特定のものに根源的な恐怖を抱いており、それらを突きつけられた状態では
あらゆる判定に−3のペナルティを受けます。
内容はシナリオ開始時にGMに伝えてください。
あまりに頻度が低いとGMが感じた場合、却下することができます。
却下された場合はシナリオ開始時にフォーチュンが1点減少します。

「○○」部分に何を恐れているか記入します。以下は、その対象の例です。
例)暗闇、昆虫、騒音、アンデッド、ドラゴン、不潔、高所、閉所、死体・・・などなど。
仲間やペットなどが該当する場合は計算しなくても構いません。(恐怖心がないわけではない)

「オオカミ少年」
息をするように嘘をつきます。重要な真実を話すには[意志]判定が必要です。
その[意志]判定の結果はGM以外に見えないように振らなくてはなりません。
(それが不可能な状況であれば、見えるように振っても構いません)

「乱痴気騒ぎ」

食べる・飲む・遊ぶ・騒ぐといったことが大好きで、限度を知りません。
TPOも一切わきまえません。例えばダンジョン探索中や潜入任務中でも。
[意志]判定に成功すれば、少しだけつつましく騒ぎます。
〔抵抗〕にも−1のペナルティを受けます。

「英雄色を好む」
とにかく異性(もしくは同性も)のことばかり考えています。
好みの異性(もしくは同性)の言うことであればなんでも従ってしまいます。
[意志]判定に成功すればほんの短い間だけは欲望を抑え込みます。

「金の亡者」
金こそ全てと考えており、高額の報酬などにすぐ目が眩みます。
大金が稼げるなら、違法だとわかっていても手を出し、仲間も裏切りかねません。
[意志]判定に成功すれば未練たらたらな態度で渋々あきらめます。

「公明正大」
嘘をつかず、法を守り、常に正々堂々と生きています。
悪い人間などおらず、話し合えばわかると信じています。
人をわずかに疑うだけでも[意志]判定が必要です。
不意打ちは仕掛けませんが、戦闘を仕掛けられれば応戦は可能です。

「偉大な誓い」
自らに制約を課して生きており、それが日常生活に支障を与えるほどのものです。
誓いを自発的に破ることはできません。
誓いの内容はあらかじめシナリオ開始時にGMに伝えておいてください。
ゲーム中にたいしてペナルティがないとGMが考えた場合却下できます。
却下された場合はシナリオ開始時にフォーチュンが1点減少します。

「ドンキホーテ」
なんらかの妄想に取りつかれており、それが日常生活に支障を与えるほどのものです。
妄想の内容はあらかじめシナリオ開始時にGMに伝えておいてください。
ゲーム中にたいしてペナルティがないとGMが考えた場合却下できます。
却下された場合はシナリオ開始時にフォーチュンが1点減少します。

「致命的にドジ」
この特異点を獲得すると、不利な特異点を2つ獲得したものとします。
運命すら捻じ曲げるほどのドジです。システムにすら見放されています。
自分の判定失敗時にフォーチュンを使用したリロールを行うことができません。

「超絶ギア音痴」
この特異点を獲得すると、不利な特異点を2つ獲得したものとします。
とてつもない機械音痴です。以下の効果があります。

・「○○ギア」という名称のクラスを選択できません。
・武器や防具に取り付けたアタッチメントは効果を発揮しません。
・共通特技【魔道工学のススメ】【アタッチメント職人】も習得できません。
・アタッチメント割引券は1枚500GPで売却できます。
・「特別アタッチメント」だけは例外的に可能です。

「へなちょこ耐性」
毒や魔法に耐えようという気概がありません。
〔抵抗〕に−2のペナルティを受けます。
この特異点は2回まで獲得可能です。

「おちびさん」
身長が種族の平均よりきわめて低いキャラクターです。
[体力]に−2のペナルティを受けます。

「普段はツンツン」
心優しく他者を思いやる心を持ちますが、素直ではないのかすぐ憎まれ口を叩きます。
「慈愛の心」の効果を得ますが、「嫌な奴」2つ分と同様の効果を得ます。
「慈愛の心」や「嫌な奴」と同時に獲得することはできません。

「激しいのがお好き」
戦いなどの中で痛みや辱めを受けることが少しお好きな性格です。
〔回避〕〔抵抗〕に−2のペナルティを受けますが〔HP〕の最大値に+4のボーナスを得ます。



D【特技】の習得

そのキャラクターが鍛錬によって習得した、【特技】を決定します。
【特技】には特定のクラスのみが習得可能な専用特技と、
どのクラスでも習得可能な共通特技があります。
CL1ごとに1つの【特技】を習得できますので、
最初は【特技】を1つだけ選択すれば終了です。
(慣れないうちはオススメ特技コースに従えばよいでしょう)
【特技】を決定したら「E所持品の決定」に進みましょう。



E所持品の決定

アイテムリストから持ち歩く所持品を決定します。
CL1での所持金は1000GPで、予算の範囲内で好きなものを買うことができますが、
ひとまずは武器・盾・鎧の3つを購入すれば良いでしょう。
(両手武器を使用するのであれば盾は不要です)
「初心者用」と名のついた装備であれば無料で各種類1つずつ入手可能で、
特に購入しなくても「冒険者セット」は所持しています。
(水や食料、明かりと寝袋といった冒険の必需品セットです。「大事なもの」として持っています)

所持品を決定すれば、キャラクターの作成は完了です!
「ルール1」 に進みましょう!

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