世界設定(EP2)

フィルトウィズオンラインのEP2をプレイするにあたり、
重要になる設定を集めました。

☆目次

・浸食者
・浸食腔
・大侵攻(EP2)
・神々の船
・フィルトウィズの護り
・セフィロトの誘い
・帰還の手
・フォーチュンシステム
・使徒



・浸食者

「浸食者」はフィルトウィズのすべてを食らい尽くす異形の群れ。
元は対話成長型AIの実験のために作られた世界である
「セフィロト」のモンスター役として作られた存在だったが、
その旺盛な食欲を満たすため、世界の境界をこえフィルトウィズに出現した。
彼らに対する理性的な交渉は一切不可能で、
出会えば倒すか食われるか(もしくは逃亡するか)しかない。



・浸食腔

セフィロトとフィルトウィズを繋ぐ生きたゲートを「浸食腔」と呼び、
これを破壊しない限りはセフィロトから無数の浸食者が出現し続ける。
浸食腔が出現すると周囲の空が暗い紫色に染まるため、
出現したおおよその位置を知ることができる。
通常は出現と同時に討伐部隊が組織されるのが普通だが、
この討伐が失敗したり遅れてしまうと甚大な被害が出てしまうことになる。



・大侵攻(EP2)

第七神将イスラフェルの気まぐれにより、EP2でも「大侵攻」は継続されている。
ただし、以下の点がEP1の「大侵攻」と異なっている。

・襲撃は魔族ではなく浸食者(+裏切り者)が中心となって行われる
・半年に1度ではなく3か月に1度(全て季節の変わり目)
・襲撃される町はシュセンに限らず、複数の町が同時に襲撃されることがある



・神々の船

浸食腔の中でも特に強大な力を持ち、恐れられる存在。
突如としてフィルトウィズ上空に巨大な船が出現して、
その船からは多数のおぞましい浸食者がばらまかれる。
この船を外側から物理的に破壊することは極めて難しく、
精鋭部隊が第二魔将グレイヴディガーの「死者の箱舟」などで乗り込み、
動力炉部分を破壊するのが一般的な対処法といえる。

当然ながら「神々の船」に乗り込むのは極めて危険であり、
優れたディフェンダーやエクスプローラーが100人以上で突入するのが普通である。
「大侵攻」の際は高い確率で「神々の船」が出現するようだ。

 

・フィルトウィズの護り

神将と浸食者に対抗するために第六魔将バロールが開発した防御プログラム。
全ての外来者のコネクタに配信されており、「真実を知る者」だけが使用可能。
第五魔将ウェルスが作り出した「フォーチュンシステム」が、
セフィロトの浸食の影響により崩壊するのを僅かながら食い止める効果がある。



・セフィロトの誘い

第一神将ジブリールはセフィロトから動くことはできないが、
脳波解析により「望んでいるものを知る」能力を持っており、
強い力を欲した者の思考をキャッチして遥かセフィロトの地からも
心に「語り掛ける」ことができる(実際に語るのではなく強い衝動として感じる)
これを受け入れると非常に強い力を得ることができるが、
意志の弱い者はジブリールに心を飲み込まれ「浸食者」と化してしまう。
「浸食者」と化してしまった者を元に戻す術はなく、倒してしまうしかない。



・帰還の手

心に生まれた仲間への強い思いは、時として「セフィロトの誘い」をも打ち破ることがある。
このメカニズムは魔将の誰もが開発したような覚えがなく、
開発の何者かが追加したのか、対話成長型AIに生まれた「心」が起こす奇跡なのかも不明である。
いずれにせよ、「帰還の手」により生還したキャラクターは、
光輝く空間で仲間から強く引っ張られるような心象風景を得るようだ。



・フォーチュンシステム

「フォーチュンシステム」は魔将でありながら人間に強い愛情をもっていた、
第五魔将ウェルスが運営に伝えることなくに開発したシステムである。
これはゲーム内で不利になっている勢力が危機的状況に陥ると、
乱数や攻撃の軌道などを僅かながら修正することで、
ギリギリのところで勝利することができるように作られたシステムである。
もっとも1人あたりの幸運の量は無制限ではなく、
危機的な状況をフォーチュンシステムによって切り抜け続けると、
しばらくの間はシステムが働かなくなるようになっている。

開発した第五魔将はのちに魔将としての任を退いたのだが、
「フォーチュンシステム」自体はその後も引き続き秘密裏に使用されていた。
(システムの存在に気付いた運営がこれを気に入ったとも言われている)
さらに「消失の日」以降は「フォーチュン」を疑似的に
数値化して戦闘を有利に運ぶ「フォーチュンテラー」もクラスとして確立される。



・使徒

浸食者に精神を乗っ取られた「外来者」。
主に「真実を知る者」が上位の浸食者に捕食、洗脳されることによって誕生する。
現実世界でもフィルトウィズでも浸食者の有利になるよう行動しており、
見た目は通常の人間とまったく区別がつかないため、非常に厄介な存在。

特に、浸食者が出現できるほど技術の発展した区域においては、
あえて浸食者を現実世界に出現させたのち、自らをその供物として捧げるだろう。
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