EP2追加ルール

EP2で変更された部分や追加された部分に関する解説です。
EP2で遊ぶ前にご一読下さい。


・はじめに
・特異点の変更
・特技の変更
・浸食度
・捕食

・魔族キャラクター



・はじめに

フィルトウィズオンラインのEP2「楽園の崩壊」は、
EP1「探索者の挑戦」とは打って変わってシリアスかつ陰鬱な内容になりがちです。
極限状態でフィルトウィズを守るため戦うシナリオを遊ぶのに適していますが、
GMは自分の遊びたい物語に適するかどうか慎重に検討して導入を決めてください。

EP2では「魔族クラス」が使用可能になるため、
この要素だけをEP1に取り入れても良いでしょう。
人間と魔族が友好的に暮らすサーバーや、
魔族を倒すと改心して仲間になるサーバーを設定すれば、
魔族クラスをPCとして使うことにも違和感はなくなるでしょう。



・特異点の変更

以下の特異点は内容が変更されます。

「真実を知る者」
「分類:浸食者」に対して「1:モンスター情報の検索」はできません。
「浸食度」が1以上での戦闘中に「6:強制ログアウト」はできません。
浸食者に「捕食」されると「7:転生」はできません。
【フィルトウィズの護り】を自動習得しますが、【セフィロトの誘い】は習得できません。

「宿敵:魔族」(ストームコーザー)
「宿敵:浸食者」に変更されます。魔族が好きになったわけではありませんが、
場の状況を弁えて行動することは可能になります。



・特技の変更

新たに【セフィロトの誘い】【フィルトウィズの護り】【帰還の手】という、
習得不要な共通特技 が3つ追加されます。
(詳細は大項目「クラスデータ/EP2」の小項目 「概要と共通特技」 にて)
真実を知る者は【フィルトウィズの護り】【帰還の手】を、
対話成長型NPCは【セフィロトの誘い】【帰還の手】を使用可能です。
また、「分類:魔将」には無効であることが記載された【特技】は
「分類:神将」に対しても無効となります。

☆その他の特技の変化は以下の通りです。
【デーモンバスター】・・・「分類:神将」にも有効になる
【モスピュプノズム】・・・【福音:○○】にも有効になる 極限進化で【大福音:○○】にも有効

 

・浸食度

EP2のシナリオ中には「浸食度」という数値が新たに登場します。
「浸食度」はその地域がどれだけ浸食者に汚染されているかどうかの指標で、
以下のような効果があります。シナリオ最後の戦闘でのみこれらの効果は適用されます。

@戦闘開始時に「初期浸食度」に等しいフォーチュンが減少する。
 ラウンドが終了するごとに「浸食度」が+1される。
AEP2共通特技【セフィロトの誘い】の効果に影響する
Bレアアイテム入手率アップ(後述)


・浸食度の目安
初期浸食度0・・・浸食者が存在しないか、シナリオの途中での戦闘。浸食度は上昇しない。
初期浸食度1・・・大半のEP2のシナリオに適した浸食度。
初期浸食度2・・・ネームドエネミーが存在するシナリオに適した浸食度。
初期浸食度3・・・神将が存在するシナリオに適した浸食度。

また、最終戦の「初期浸食度」によって任意のエネミー1体のドロップ判定を
「初期浸食度」回余分に行うことができます。
ただし同じレアアイテムの出目が2回以上出ても入手できるのは1つです。

例):初期浸食度2の戦闘に勝利した場合、倒したエネミーのうち1体のドロップ判定が3回可能。
ただし1回目でレアアイテムを入手した場合、2回目と3回目は行われず強制終了する。
レアアイテムが複数あるエネミーの場合、全て入手するまで強制終了されない。



・捕食

浸食者との戦いに敗れたキャラクターは浸食者に「捕食」されてしまいます。
通常は戦闘が継続している間に「捕食」が行われることはありませんが、
一部の上位の浸食者は戦闘中に「捕食」を行うことがあります。

「捕食」されたキャラクターは「★死亡」しますが以下の点が異なります。

@通常の蘇生手段で復活できない。キャラクターのデータごと吸収されるため、
「wish star」や「アカシックレコード端末」などによっても復活不可。
ヴァルキリーの特技【ソウルサバイブ】でデータを保護すれば復活も可能。

A「真実を知る者」も転生できない。一部の上位の浸食者に捕食された場合、
現実世界でも悪影響を受ける可能性がある(GMが判断)



・魔族キャラクター

EP2では魔族のPCを積極的に使用可能です。
魔族のPCをEP2のシナリオで使用する場合、
初期のCLが10の状態で「ホープ」として作成することが可能です。
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