�Gエピローグ

「くくく・・・どうやらあなた方を甘く見すぎていたようだ。
 ナールを失ったのは若干残念ですが、仕方ありません。
 またお会いしましょう、探索者どの！はーっはっはっは！！」

どのような形であれ、ナールを倒すとレクターは姿を消します。
（「真実を知る者」であれば強制ログアウトしたのがわかるでしょう）

それと同時に地下室で爆音が起こり、部屋が崩れ出します。
レクターは戦闘している間に地下室に隠していた爆弾を点火して去って行ったのです！

ナールが『眼獣』になっておらず生存しているのなら、
ＰＣが助けようとするかもしれません。（気絶しています）
特に救助に判定はいりませんので、宣言すれば助けることができます。
また、爆発の衝撃で儀式の魔法陣が壊れるためハンニバルたちも動き出します。
ともあれ、ＰＣたちが脱出すると同時にアジトは崩れ去ってしまいます。

「君たちには一つ借りができてしまったな！もし今後困ったことがあれば、
 ディフェンダーギルドを訪ねてきてくれ、君たちの力になることを約束しよう！
 ・・・しかし、まずは目前にせまった大侵攻をなんとか乗り切らなければならない。
 ひと仕事終えたところで不躾なのだが、協力してはくれないか？」

ひとまずの危機は去りましたが、まだまだエクスプローラーたちに休息は訪れません。
また、元凶ともいえる逆十字の男「レクター」は姿を消してしまい、
その不気味な力も正体も今だつかめません。
ＰＣたちはハンニバルと固い握手を交わし、
今後も続くであろう戦いへの決意を新たにすることでしょう・・・

サブシナリオ「祝福の徒」　-完-



�G’追加エピローグ
（ナールを救出している場合）

ナールを救出していれば、ザフラがハンニバルを憎んだ経緯を聞くことができます。

「・・・かあさまは、あなたを憎んでいた。とうさま・・・シャーカーンがディフェンダーギルドにいたころ、
 先の大侵攻であなたを守るため死んだと聞いていたから。私もかあさまのため、あなたを憎もうとした。
 ・・・だがわからない。かあさまはいなくなってしまった。私はどうするべきなのだろう」

「そうか、君がシャーカーンの！・・・彼は確かに私を守り、犠牲になった。
 今もその悲しみと自らの非力さを忘れることはないだろう。
 ・・・だが、悲しみに明け暮れ歩みを止める時間はない。
 彼のためにも私は今後も、このシュセンに暮らす人々を守り続けたいのだ」

ナールはハンニバルから真相を聞き戸惑いを見せます。
できればＰＣ達が彼女のこれからを導いてあげると良いでしょう。
ＰＣたちが特に何かを提示しなかった場合は、
ハンニバルがディフェンダーギルドで面倒を見ることを提案します。

※ＧＭへの補足
レクターやザフラは「真実を知る者」です。
（ザフラの恋人シャーカーンは「対話成長型ＮＰＣ」でした。当然ナールも同様です）
この魔将信仰組織は現実世界の居住用コロニー「フロンティア３号」の
生き残りを中心としたコミュニティで、レクターはそのコロニーの保安を担当していました。
いったい何の理由で「フロンティア３号」を脱出したのか？レクターの力の源は何か？
それらは今後明かされていくのかもしれません・・・



�H清算

お疲れ様でした。シナリオを無事クリアした場合、ＰＣ全員に１０００ＧＰと
アタッチメント割引券１枚、エネミーのドロップ品売却額を与えてください。
ＰＣが特に優れたロールプレイを行ったと感じた場合、
アタッチメント割引券を２枚与えても構いません。
ナールが生存した状態でクリアした場合は良い評価を与えてよいでしょう。