メインシナリオ1章「アニーの冒険レッスン」
シナリオ原案:satsukix データ制作:marsh

推奨CL合計:15〜25

※GM以外は「Bダンジョンマップ」以降を見ないほうがシナリオを楽しむことができるでしょう。
  プレイヤーとして参加する場合はご注意下さい。
  ただし、「真実を知る者」がいれば「Bダンジョンマップ」まで閲覧可能です。

@導入 Aシナリオ概要 Bダンジョンマップ Cシナリオ進行 Dエネミーデータ Eエピローグ F清算



@導入

「・・・はあ?マジで?あなたまだ一度もギルドのクエストを受けたことないの!?」


あなたはアニーに言われるがままに「壁の町シュセン」の
エクスプローラーギルド(以下「ギルド」と呼ぶ)に連れてこられたが、
あなたはまだギルドのクエストを受けたことがなかった。
彼女にその旨を伝えたところ、いささか大げさすぎると思うほどに呆れられた。

「はあ・・・サイテー。適当に選んだせいでハズレ引いたかしらね・・・
 まあいいわ、特別に・・・ほんっとーに特別にアニーちゃんが冒険の心得を教えてあげるわ。
 1日に5回は私に感謝の祈りを捧げることを約束しつつ、耳の穴かっぽじってよーく聞きなさい?」


勝手に自分を選んでおいて随分な言いぐさだとは思ったが・・・
あなたはアニーから探索者の心得をいくつか教えてもらうことにした。曰く、


一つ。エクスプローラーは、ギルドから依頼(クエスト)を受注して、
それを達成することでGP(ゴールドポイント。通貨だ)を獲得できる。
また、戦いや交渉などの経験は蓄積され、自分自身のCL(クラスレベル)を上昇させる。

一つ。クエストはギルド以外でも受けることが可能だが、
ギルドはクエストの種類が豊富なため自分の強さに合わせたものを受注できる。
また、ギルドにはエクスプローラーが集まっているため、
自分と同じ程度の強さの仲間を探すのも比較的容易だ。
そのため、クエストはギルドで受けるのが一番効率が良い。

一つ。シュセンやシーリンク、ミヅホなどの比較的大きな町には必ずギルドが存在するが、
ナレッジやヌオックなどの小さい町にもギルドのような役割を持つ施設は存在する。
そういった「冒険者の宿」や「冒険者の酒場」を知っていれば、小さい町でもクエストは受注可能。

一つ。シュセンより西は魔族の支配する土地で「カベノソト」と呼ばれている。
ある程度経験を積むまでは「カベノソト」へと向かうクエストは受けないこと。
ただし、「夢幻の迷宮」への道だけは比較的安全。

一つ。冒険で得た戦利品(アイテム)はマーチャントギルドに持っていくこと。
不要なアイテムは全て定価の半額で買い取ってもらえる。
特にアイテムとしての効果を持たない素材はそのままGPとなる。


「・・・これであなたの脳ミソでもわかったかしら?わかったならさっさとクエストを選びなさい?
 仲間はそのへんにたむろしてる、あなたにお似合いの弱っちそうな連中からテキトーに選べばいいわ」


アニーの指差した、ギルドの電光掲示板には様々なクエストが表示されていた。

「装備の強化に失敗して、装備を壊してしまった冒険者から陰湿な嫌がらせを受けている・・・
 装備が消えたぐらいでそんなに怒らなくても・・・護衛をしつつ、やめるよう説得してくれないか?
 募集:CL・人数不問 報酬:全員で2000GP 依頼主:鍛冶屋のホルグリン」


「シルヴァまっしぐらが食べたいにゃ!マジカルクッキングで魚料理を作ってほしいのにゃ!
 募集:CL・人数不問 報酬:気持ち程度 依頼主:エクスプローラーのニュエ」


「魔族に盗まれたザバーニーヤたんの等身大フィギュアを取り返して!あれがないと生きていけない・・・
 募集:CL5〜の4名程度 報酬:全員で12000GP 依頼主:市民のマーシュ」


「ファイアフォートレスのどこかに、大事な魔法の指輪を落としてしまった・・・
 なんとか探してくれ、指輪は僕のものだ・・・
 募集:CL15〜の4名程度 報酬:全員で100000GP 依頼主:エクスプローラーのフラド」


クエストは多いが自分に合った内容の依頼となると、なかなか難しいものだ。
あなたが迷っているとアニーは痺れをきらしたかのように電光掲示板を指差した。

「ああもうー!!最初のクエストなんてなんでもいいのよなんでも!!
 ほら、もうこれに決めちゃいなさい!このぐらいならあなたにもできるでしょ!?」


そう言ってアニーが指差した掲示板に書かれていた依頼は・・・


「ワンダラーたちが冒険の最初に向かっていたダンジョンを調査してほしい。
 募集:CL1〜の4名程度 報酬:1人500GP+ダンジョン内の財宝 依頼主:エクスプローラーギルド」



「ほら、これなんかいいでしょ?ギルドの依頼なら報酬の取りっぱぐれは万一にもないわ。
 CLも1〜5って書いてあるし、あなたみたいな駆け出しでも門前払いはされないでしょ」


なるほど、確かに腕試しには丁度よさそうだ。
固定報酬がギルドから出るだけでなく迷宮に何か財宝があれば
それも持っていって構わないというのも魅力的だ。
あなたはこの依頼を受け、仲間と共に意気揚揚とダンジョンと向かうのだった。


「しかし、チュートリアル用とはいえワンダラー用のダンジョン・・・
 あんな見るからに未熟な連中にいきなり潜らせて大丈夫かしら?
 ・・・ま、いいか。この程度のクエストで死ぬようならその場でポイかしらね」


アニーがギルドを出て行ったあなたの背中に向けて
縁起でもないことを呟いたことなど、あなたは知る由もない。


・・・かくして、あなたとアニーの出会いがフィルトウィズの運命を僅かに動かす。
果たしてそれは兆しだけで終わるのか、大きなうねりとなって世界を飲みこむのか。
とにもかくにも、あなたの冒険は始まったのだ。

 

Aシナリオ概要

あなたはギルドで、「消失の日」以前の冒険者(ワンダラー)達が
冒険を始めて最初に向かっていたダンジョン「若葉の迷宮」の探索に向かうことになります。
様々な判定を練習しながら遊ぶことができるので、
ガープスやフィルトウィズの初心者にも向いています。
ダンジョンまでの道中は省略して構いません。

このダンジョンはワンダラー用のチュートリアルダンジョンでした。
弱い敵を倒しながらフィルトウィズでの冒険について色々と教えてくれて、
最後にはちょっとした報酬を得ることができました。

しかし、「消失の日」以前のプレイヤーであったワンダラーと、
「消失の日」以後やむなく冒険に出ることになったNPCである
エクスプローラーにはかなりの実力差があります。
チュートリアルダンジョンのモンスターといえど強敵で、簡単な罠でも致命的でしょう。

「あなたにはこの『若葉の迷宮』の地図を作ってもらいます。
 ここはワンダラーが最初に向かったと言われる迷宮で、
 ギルドでも冒険のノウハウを教える場所として使用できる可能性がある。
 ですが、本当にそれが可能なのかあなたの地図と情報を元に検討したいのです」


事務員の亀人間(ワイズマンという種族です。事務員としてはとても優秀です)は、
ダンジョン探索の目的をこのように語ります。この言葉に全くの嘘偽りはありませんが、
実際には駆け出しエクスプローラーにはやや難易度が高く、チュートリアル用としては難しいでしょう。
のみならず、ダンジョン後半では何やら不穏な雰囲気になってきます。
運命の悪戯に選ばれたあなたの冒険が、平穏無事に終わるはずはないのです。



Bダンジョンマップ

「若葉の迷宮」は「壁の町シュセン」と「森の町ナレッジ」のほぼ中間地点に存在します。
「港町シーリンク」や「アズマの首都ミヅホ」の近くに
同様のダンジョンがあることにしても良いでしょう。
なお「真実を知る者」は、<地域知識/フィルトウィズ全域>に成功すれば
このダンジョンに潜ったことがあるためマップを見ることができますが、
「Cシナリオ進行」の内容を見ることはできません。



1:エントランス
入口です。食材と調理器具も置いてあります。
出入り口付近のボタンを押すと「プチリン」が出現して、
これを倒すことでH11の扉が開きます。

2:宝物庫
アイテムが入手可能ですが、罠にはご用心。
ワンダラー向けなので、罠の殺傷力はかなり高めです。

3:アスレチック
障害物が行く手を阻んでいます。一筋縄ではいかないでしょう。

4:リドル
先に進むためには謎かけを解く必要がある部屋ですが・・・?

5:ボス部屋
「ゴブリン」「インプ」「スノー」という弱い魔物が
形式上だけのボスとして配置されている部屋ですが・・・?



Cシナリオ進行

途中では様々な障害が待ち受けています。
PCの消耗が激しいと感じた場合、一度引き返して休息をとってもよいでしょう。
(〔HP〕と〔FP〕が全回復します。報告まで時間がかかることになるため、
 クリア時にギルドから受け取る報酬を1人あたり100GPずつ減らしても良いでしょう。)

内部はやや薄暗いですが行動に支障をきたすほどではなく、
天井は十分に高いため飛行能力は問題なく使用可能です。



4−1:エントランス

エントランスではアナウンスがあなたを出迎えます。

「ワンダラーのみなさん、ようこそ『若葉の迷宮』へ!
 このダンジョンでは楽しみながら冒険のイロハを学べます!
 この迷宮ではもし死んでもデスペナルティはありませんので、安心して戦ってください!
 準備ができたら、出入り口にある緑色のボタンを押してください!」


いきなりですが、これは大嘘です。デスペナルティがないのはワンダラーのみで、
あなたは死ねばそれまでです。(「真実を知る者」であれば復活可能ですが)
アニーから軽く説明させても良いでしょう。

「わかってるとは思うけど・・・あなたたちは死ねば終わりよ?
 ま、どちらにせよこんなダンジョンで死んでるようじゃ、この先も知れてるけど。
 それより、食材と調理器具があるみたいね。マジカルクッキングでもしてみたら?」



この部屋には食材が置いてあり、【魔法の料理人】がいれば
無料でLv1の「マジカルクッキング」 を行うことができます。
プレイヤーがマジカルクッキングについて知らないようであれば、解説しても良いでしょう。

マジカルクッキングが終われば(もしくはマジカルクッキングを行わず進む場合)
出入り口にある緑色のボタンを押すことで、1体のストーンプチリン(CL2)と
2体のプチリン(CL1)が天井から降ってきます。
PCのCL合計値が10以上ならストーンプチリンをアイアンプチリン(CL5)にしても良いでしょう。
これを倒すことで、先へと進む扉が開きます(扉は力づくではビクともしません)
プレイヤーに初心者がいる場合は、ここで命中と回避の判定、
ダメージ決定方法などについて説明を行うと良いでしょう。
時間がない場合は「ボコスカ戦闘」を行っても良いかもしれません(小項目「ルール2」参照)

「おめでとうございます、これで戦闘について学べましたね!次の部屋に進みましょう!」


戦闘マップを使用する場合は、以下のものを使用します。
プチリンの配置はH3を中心に行うと良いでしょう。
明るくなっている部分がPC配置ヘクスで、岩のようなヘクスは障害物で移動できません。

 



4−2:宝物庫

・宝物庫に向かう通路

「右手に曲がると宝物庫です、カギと罠の解除難易度は高くないので
 遠慮せずにアイテムを持っていきましょう!ダンジョン内で見つけたものは、
 基本的にすべてワンダラーであるあなたのものです!」


これまた大嘘です。ダンジョン内で見つけたものを持って行っていいのは本当ですが、
カギと罠の解除難易度はけして易しくはありません。
(この難易度が易しいと感じるようであれば、初期作成キャラとしては非常に優秀です)

宝物庫の入口にあるドアは[感覚−6]判定に成功すれば開けることができます。
共通特技【盗賊の極意】や、ローグの特技【ロックスミス】などがあれば判定にボーナスがあります。
何度でも挑戦できますが、失敗するごとに挑戦したキャラクターは〔FP〕が1点減少します。
PT全員がFPを5点消費すれば、扉を無理やり破壊することができますが、
[体力]が13以上のキャラクターが1人もいなければ破壊することはできません。


・宝物庫内部

宝物庫に入ると大小2つの宝箱が置いてあります。
[感覚−4]判定に成功すると(「猫の目」や「鷹の目」があれば+4のボーナス)
天井に「災厄の箱にこそ希望が眠る」と文字が刻まれているのが見えます。

宝箱の中身は以下の通りで、解除に失敗しても失敗度が5未満なら
解除しようとしたPCがFPを1点消費するだけで罠は発動しません。
ただし、失敗度が5以上だとFPを1点消費したうえで即座に技が発動します。


小さな宝箱:罠はかかっていない
こちらの宝箱には罠がかかっておらず、1000GPが入っています。
(正確には金貨などではなく高級な素材が入っており、
 マーチャントギルドで換金することにより、正式な通貨であるGPとなります。
 GPは管理カードから引き落とす形式なので、金貨などは使用しません)


大きな宝箱:「トライディザスター」の罠([感覚−6]で解除可能)
「トライディザスター」の罠がかかった危険な宝箱です。
これも【盗賊の極意】や【ロックスミス】が有効です。
解除に失敗すると即座にトラップが発動します。

トライディザスター
宝箱から広範囲に火炎・冷気・電撃が放たれる罠。
PC全員に「3D+20」の「火炎」「冷気」「電撃」属性ダメージ。

罠を解除するか発動させても中身は一見何もありません。
しかし天井のヒントを発見していれば
その下に2000GPが入っているのがわかるでしょう。
GMが望めば、さらに2000GPまでの装飾品1つを入れておいても構いません。

「きちんと罠は解除できましたか?簡単な罠で拍子抜けかもしれませんが、
 実際のダンジョンではもっと凶悪な罠が待ち受けていますよ!」




4−3:アスレチック

「ワンダラーたるもの、障害を乗り越えていく技能も必要です!
 ここでは『夢幻の迷宮』でも必要になるサバイバル能力を試します!
 なお、不正な手段でアスレチックを突破することは禁止です。
 練習ぐらいはきちんと求められた技能を使いましょう!」

この部屋には4つの障害物があり、それぞれ求められた判定に
成功することで乗り越えられます。誰か1人でも判定に成功すればその障害物を
越えることができますが、判定に参加して失敗したキャラクターにはペナルティがあります。
判定は何度でも行えますが、失敗するたびにペナルティは受けます。
その障害物に対して「ギブアップ」を宣言すれば自動的に突破したことになりますが、
ギブアップ1回ごとに最後に宝箱を開けた時のお金が500GP減らされます。


・アスレチック1 「急流プール」
川幅10mほどの急流を泳いで向こう岸にたどり着く必要がある。
[敏捷−3]判定に成功すれば突破可能で(【野伏の歩み】が有効)
失敗すると〔FP〕に1Dのダメージを受けて部屋の入口まで戻される。
パーティーにリザードなど「水中行動」をもつPCがいれば判定不要で突破可能。
飛行で越えようとすると魔法の結界に叩き落とされ失敗扱いとなるが、
ニンジャの【ミズグモ】は適用可能。

・アスレチック2 「死のジャングル」
怪しい植物や虫が所狭しと蠢いているエリア。
[知力−3]判定に成功すれば危険地帯を抜けて突破可能で(【賢人の知恵】が有効)
失敗すると毒虫や有毒植物のせいで〔HP〕の最大値が5点減少する。
この効果はシナリオ終了まで累積するが、バッドステータス扱いで中和ポーションなどで解除可能。
パーティーに有利な特異点「自然と生きる」を持つPCがいれば判定不要で突破可能。

・アスレチック3 「崩れる足場」
崩れていく足場を飛び移りつつ先へと進む必要がある。
【敏捷−3】判定に成功すれば突破可能で(【野伏の歩み】が有効)
失敗すると地面のトゲトゲで3D+20の「刺突」属性ダメージを受ける。
この場所だけ運営のミスにより魔法の結界が消滅しており、飛行で突破可能。
そのためパーティーにストームコーザーなどの飛行可能なPCがいれば判定不要。



4−4:リドル(?)
この部屋には謎かけがあり、それに正解すれば先へ進む扉が進めました。
しかし問題文が浮かび上がるはずの石版は粉々に砕けており、
先へと続く扉は腐食して崩れ落ち、その用をなさなくなっています。

「ワンダ・・たる・の知・も重要で・!さあ、この・屋の謎を・い・先・・しょ・・」

とぎれとぎれのアナウンスの中先へと進むと、
洞窟は徐々に生物の体内のような奇妙な空間へと変貌していきます。

「何これ。薄気味悪いったらありゃしないわね・・・
 メンテされてないせいでバグってるのかしら?
 ・・・ああ、こっちの話だから気にしなくていいわ」




4−5:ボス部屋

「さあ、いよい・ボスとの・・です!・・で・戦っ・・・宝・・」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」

肉の壁に包まれたかのようなボス部屋に入ると、
アナウンスの声が突如おぞましいものに変貌し、
部屋の出入り口を壁の一部が盛り上がり塞いでしまいます。
そして、部屋の中央から異形の口のようなものが開いたかと思うと、
数体のモンスターが吐き出されます。
この部屋を出るには、こいつらを全滅させなくてはなりません。

なお、この部屋は周囲の壁から消化液のようなものを分泌しており、
ターンの最初に5点ずつ防護点無視ダメージを受けてしまいます。
マップはエントランスのものと同様です。


敵配置:這いずる小鬼(H5)、スノーインプ(H2)、醜い豚A(F7)、醜い豚B(J7)

・PCの戦力に不安がある場合(CL合計15以下)
取り巻きの「スノーインプ」を削除。

・PCが強力な場合(CL合計21以上)
「醜い豚」を追加でH8に配置。「這いずる小鬼」の〔HP〕+50



敵を全滅させると、宝箱が出現して周囲の様子も普通のダンジョンに戻ります。
宝箱の中身はランダムなGPのほかに1Dを振って以下の表で出たものを入手可能です。

・クリア報酬「(3D+10)×100」GP
1:高級HPポーション(消耗品)
2:高級FPポーション(消耗品)
3:高級抵抗ポーション(消耗品)
4:高級鉄壁ポーション(消耗品)
5:マジックパウダー:火、氷、雷の3点セット(消耗品)
6:1000GP

あとは先に進めば「若葉の迷宮」の裏口から脱出することができます。
「Eエピローグ」に進んでください。

「おめでとうございます!あなたはこの迷宮に巣食う魔物を倒したのです!
 戦利品の宝箱を受け取り、迷宮から脱出しましょう!」




Dエネミーデータ

名称:プチリン

CL:1  分類:魔物
体力:12  敏捷:9  感覚:8  知力:5  意志:8
HP:42  FP:13  命中:11
ドッジ:8  パリイ:不可  シールド:不可
移動:4  先制:8  抵抗:8
防護:打撃8/斬撃8/刺突8/火炎0/冷気0/電撃4
攻撃:体当たり(打)・・・3D+12(打) 射程1(近接)

・特技
行動【ぷるぷるアタック】:命中11 3D+15(打) 射程1(近接)
攻撃と同時に〔移動〕ヘクス移動可能 CT:1ターン

解説:どこかで見たことがあるような、ゼリー状の身体に目が2つついたモンスター。
チュートリアル用のモンスターだが、体当たりは侮れない攻撃力を持つ。
ゼリー状の身体は武器に耐性を持つが、熱や冷気には弱い。

レア:プチリンハート(装飾品)



名称:ストーンプチリン

CL:2  分類:魔物/岩石
体力:12  敏捷:8  感覚:7  知力:5  意志:12
HP:52  FP:14  命中:10
ドッジ:7  パリイ:不可  シールド:不可
移動:3  先制:7  抵抗:12
防護:打撃6/斬撃10/刺突10/火炎6/冷気0/電撃6
攻撃:体当たり(格闘)・・・3D+15(打) 射程1(近接)

・特技
行動【ストーンブラスト】:FP2 命中12 3D+5(打) 射程10(魔法) 「パリイ」不可

解説:主に地下世界アカシャに生息する、石のように硬いプチリン。
見た目の通りの石頭で、そのぶん[意志]が高くなり防御力も更に上がっている。
簡単な攻撃魔法も操るようになったが、動きが鈍くなったのはご愛嬌。

レア:ストーンシールド(盾)

 

名称:アイアンプチリン

CL:5  分類:魔物
体力:13  敏捷:8  感覚:6  知力:6  意志:13
HP:62  FP:21  命中:12
ドッジ:6  パリイ:不可  シールド:不可
移動:3  先制:6  抵抗:15
防護:打撃10/斬撃12/刺突12/火炎12/冷気12/電撃2
攻撃:体当たり(打)・・・3D+23(打) 射程1(近接)

・特技
行動【アイアンローラー】:FP5 命中12 3D+28(打) 射程5(近接) 「パリイ」「シールド」不可
行動【ストーンブラスト2】:FP2 命中16 3D+12(打) 射程10(魔法)

解説:とうとう鉄の塊になってしまった、頑固さの塊のようなプチリン。強い〔抵抗〕力を持つ。
自身を巨大化させて敵を押しつぶす【アイアンローラー】は食らうとかなり痛い。

レア:アイアンハート(装飾品)



名称:這いずる小鬼

CL:12  分類:???/魔物
体力:15  敏捷:12  感覚:10  知力:8  意志:10
HP:100  FP:36  命中:16
ドッジ:10  パリイ:12  シールド:不可
移動:7  先制:10  抵抗:12
防護:打撃10/斬撃8/刺突6/火炎2/冷気2/電撃6
攻撃:錆びついた大剣(剣)・・・3D+20(斬) 射程2

・特技
行動【クロスブレイク2】:FP5 命中12 3D+28(斬) 2回攻撃 射程2(近接)
行動【ポイズンニードル2】:FP3 〔抵抗−4〕に失敗すると様々な悪影響 射程5
   @30点防護点無視ダメージ A10点FP防護点無視ダメージ B〔命中〕〔回避〕−6
行動【アシッドブレス2】:FP8 3D+10の防護点無視ダメージ 射程10(扇型120度)
「ドッジ−4」成功でダメージ−10 CT:シナリオ終了

解説:頭部が巨大な白いミミズのようになり、輪のように牙を生やした醜悪なゴブリン。
「若葉の迷宮」最深部で哀れな犠牲者を待ち受けている。
手に持った両手剣で攻撃するだけでなく、喉の奥からは毒針を発射する器官も存在する。
また、1度だけだが酸のブレスで範囲攻撃を行うこともできる。

所有レア:6000GP



名称:スノーインプ

CL:6  分類:魔物/フラウ
体力:7  敏捷:13  感覚:13  知力:12  意志:8
HP:42  FP:16  命中:14
ドッジ:13  パリイ:不可  シールド:不可
移動:8  先制:13  抵抗:8
防護:打撃4/斬撃2/刺突0/火炎20/冷気20/電撃4
攻撃:つらら投げ(ナイフ)・・・3D+10(刺冷) 射程10(射撃) 何個でも作れる

・特技
常時【飛行移動】:「移動妨害」を受けずBS「☆転倒」から行動を消費せず復帰
行動【ファイアボール2】:FP2 命中15 3D+24(打火) 射程10(魔法) パリイ不可
行動【アイスダガー2】:FP2 命中15 3D+24(刺冷) 射程10(魔法) パリイ不可
行動【華劇:冷たい焔2】:FP6 仲間全員の〔命中〕+4 射程100

解説:体の半分が炎、体の半分が冷気を放つ、小さな妖精と悪魔の合体モンスター。
本来フィルトウィズには存在しないモンスターだが、何らかの歪みによって出現したようだ。

レア:3000GP

 

名称:醜い豚

CL:4  分類:魔物/獣人
体力:14  敏捷:9  感覚:8  知力:7  意志:9
HP:60  FP:18  命中:11
ドッジ:8  パリイ:8  シールド:不可
移動:4  先制:8  抵抗:9
防護:打撃6/斬撃4/刺突2/火炎4/冷気4/電撃4
攻撃:ブラッドアックス(斧)・・・3D+20(打斬) 射程2(近接)

・特技
常時【ブラッドアックス】:斧でダメージを与えると10点の〔HP〕を回復する

解説:豚のような頭部を持つ、魔族の配下の下級兵士「オーク」だったようだ。
しかし、ぶよぶよとした肉の塊から両腕と斧が突きだしているだけのそれを、
果たして生き物といってもいいのだろうか。

所有レア:2000GP



Eエピローグ

あなたが「這いずる小鬼」たちを全滅させると、
周囲の壁は何の変哲もないダンジョンに戻り、アナウンスと同時に宝箱が出現する。
薄気味悪い敵だったが、元々こういう悪趣味なダンジョンだったのだろうか。
なんにせよ、駆け出しエクスプローラーの訓練用に使えたものではないだろう。

「この戦闘のログはあいつも見てるはずね。どういうことなのか説明させないと・・・
 ま、収穫としては、あなたに最低限の能力は備わっているのはわかったわ。
 ほんっとーに最低限だけど、磨けば光る僅かな可能性を信じてあげる」


こちらは必死で戦っていたというのに随分な言われようだ。
勇者に選ばれるというのはこうも理不尽なことなのか。

「あはっ、怒らない怒らない。ま、これから長い付き合いになるかもしれないし
 改めて挨拶しておこうかしら。電子の妖精アニーちゃんをよろしくね」


アニーは純白のスカートの裾を軽く持ちあげ、仰々しく一礼した。
その華麗な動作は深窓の令嬢といった趣きで、彼女がそのように育てられたことを感じさせた。

「さ、町に帰ってご飯にしましょ。冒険者っていうのは勝利には祝杯をあげるものよ。
 もちろん、報酬からはアドバイザーとして活躍したアタシの食べるパフェも出すのよ!」


アニーはあなたの手を引っ張り、小走りに駆け出す。
彼女の手は柔らかで、あなたの疲れた体も少しだけ軽くなったかのように感じた。
あなたとアニーの冒険は、まだまだ始まったばかりだ。


「ようこそ、満たされた世界フィルトウィズへ!
 ここには冒険、恋、安らぎ、すべてがあります!」


遠くなっていく「若葉の迷宮」からは、アナウンスがまだ聞こえていた。


メインシナリオ1章「アニーの冒険レッスン」 -完-



F清算とおまけ

お疲れ様でした。
シナリオを無事クリアした場合、PC全員のCLが1上昇します。

ボスを倒した時の宝箱の中身と約束の報酬と合わせると1人あたり
「1000GP+(宝箱やドロップで入手したGP/人数)」となるはずです。
モンスターがレアアイテムをドロップした場合、半額で買い取ってもらいましょう。
PCが積極的、協力的なプレイをしておりシナリオ上の大きな失敗がなければ
「アタッチメント割引券」を1枚与えても良いでしょう。


・付録(ダンジョンマップ文字なし)


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